世界的に人気を集めているK-POPコンテンツがVR、XRなど次世代メディア技術と融合して新しいマーケットを切り開いている。非対面でのK-POPコンサート、ファンミーティングなどが行われたが、同じ空間にいるという現実感を感じるには残念な点が多かった。しかし、3D VRベースのコンテンツとコンサートは、現場よりもリアルな臨場感が感じられ世界中のK-POPファンの注目を集めている。世界的なアーティストのコンサートを場所に拘束されることなくコンサート現場にいるような、生き生きと楽しめる世界が開かれたのだ。 K-POPのグローバリゼーションに合わせて進化する3D VR技術の現在と今後の拡張性について、株式会社スターフレックスブイアールのオン・スンサン代表に話を聞く。

VR（virtual reality）とは、仮想現実を体験させる技術のこと。単純に視聴するだけでなく、設計者がプログラミングしたシステムの中で、体験者自ら仮想現実の中で移動や物事の動作などを制御できるという点で大きな意味がある。人工現実、サイバー空間とも呼ばれるこの技術は、私たちが持っている感覚だけでは見る、聞く、感じることができなかったことをリアルに認識できるようにするというところを活用したものだが、最近K-コンテンツとVR、XRなど実感型に進化する次世代メディア技術が結合してK-コンテンツのグローバル化とともに進んでいる。

3D VR Multi-Camera Systemは、マルチカメラシステムを用いることで、3D VRコンテンツとライブVRサービスからファンが好きなスターにより近いカメラの選択を可能にする。s3D VR技術はStereo 3D VR技術を通じて歪みのない映像を制作、より現実に近い感覚をユーザーに与える。日々進化する3D VRコンテンツの具現技術の現在と今後の拡張可能性について聞く。

( KTV 国民放送、ケーブル放送、衛星放送 ch164, www.ktv.go.kr )